バイト時代の友達とランチ

恥ずかしいですが、22歳から27歳まで飲み屋さんで正社員の仕事をしながら夜はバイトをしていました。友達に誘われて始めたんですけど、その友達は辞めるから私をお店に紹介したようなもんで、入店したときには誰も知ってる人が居なくて心細かったのを覚えています。

お店はクラブではないけど、スナックよりは高級なかんじで、やり手のママが経営者だったので、可愛い女の子ばかり雇っていたし、お客さんも大きな会社の方ばかりで、変なひとはいませんでした。

ただ、そのママはもう40代だというのに、二十代の私たちに焼きもちを焼いたり、仲の良い女の子グループを引き離したり、嫌がらせまがいのことをしていたり、お客さんの悪口で夜な夜な電話してきたりで、すごく子供でした。

自分でもよく四年半も続いたなと思いますが、私は週に4回の出勤でしたから標的になりにくい立場でもありました。

辞めた今は結婚もし、仕事と家事に追われていて、やっと妊娠したところですが、当時の私の中での遅めの青春と苦楽を共にしたバイト時代の友達とはちょくちょく連絡はとっていました。今回また三人でランチをすることになりました。二人は歳は近いけど独身で、レギュラーと呼ばれるお店の正社員のようなもの。週6勤務で、他に仕事はしていません。

私も辞めて半年以上は経っているし、その世界から足を洗ったので、忘れていたのですが、彼女らは昼間はすっぴんで行動する子が多く、鞄も持たず財布と身ひとつで行動する子でした。その日は久々に会う女子会感覚で、私は服もキメて化粧もばっちりで行ってしまい、浮いてしまいました。

すごく気もきいて感じも良い子たちだし、好きなんですが…やはり話すことはお店のいやなことがほとんどで、自分もその場所に身をおいていればヒートアップして一緒に愚痴をこぼしていたかとしれませんが、年月経つとどこか冷めてしまって、今の自分には全然豊かではないけど普通の漠然とした結婚生活しかなかったので、ささやかな幸せを感じると共に、二人の将来を心配してしまいました。

いい人と出会って、良い恋愛をしてほしいなぁと要らん世話をもう少しで言いそうでした。

はらへった